仲間内の会合で伺ったのは「日本料理 一扇」さん、久々の訪問、初訪は35年前、オープンされて間もない時期ですね。玄関先の打ち水が残暑を少し和らげてくれます。
エレベーターで四階へ移動、個室が沢山ありますね。木曜日ですが同階では3組さんの宴席になっています。3人なのでこじんまりした和室、座敷テーブルなので足が楽です。
麦酒で乾杯、雲丹豆腐を頂きながら話が盛り上がっていきます。少量の山葵が感動の強さです!。土瓶蒸しは秋の味覚の代表ですね、茸・鱧・豆腐の組み合わせが絶妙、出汁もしっかりです。
オコゼの造里は尾頭付き、顔が怖いです。夏を代表する魚ですが、残暑厳しいのでさっぱり淡白な身をポン酢で頂けるのは最高です。中秋の名月時節、すすきと一緒に登場は旬焚物・和物、銀杏は少し早いですが海老身と一緒に登場、佐藤黒が進みます。
蒸し物は茸と魚、竹皮に包まれてじっくり調理されています、絶妙な軟らかさです。茶碗蒸しも具だくさん、トロトロの卵出汁がいい感じです。
大根まんじゅうは大粒の小豆が入って少し甘い味付け、まんじゅうは粘度高く中がしっかり詰まっています。大きな貝身の酢の物は濃厚な味わい、赤霧島ロックが進みました^^
食事は栗ご飯、陶器炊きでご飯がしっかり立っています! 栗量が絶妙でご飯の邪魔をしないのが良いですね。味噌汁には造里のアラオコゼが入っています、出汁がしっかりで美味しいです。
(お店の情報)
日本料理 一扇
086-224-1000