店内は厨房を囲むように鍵の字方カウンター、奥には個室あるようですが座敷orテーブルは不明です。先客3名さんでしたがその後満席近くになりました。
夜はおまかせコースオンリー、まずは芋水割りで友人と乾杯、いちじくと生ハムの前菜を頂きます。いちじくは季節の先取りでしょうか、素朴な味わいに秋を感じます。ごま豆腐は少し炙りを入れているのかな、とても繊細な味わい、わさびが良い仕事しています^^
秋の味覚銀杏登場...と思いきや、この銀杏は6月にはあるそうです。秋の銀杏に比べて癖がなく少し甘みのある味わいでした。造りはアコウ・ケンサキイカ・しめ鯖・鯛の4種、やはりアコウが主役でしょうか、思ったよりあっさりで美味しく頂きました。
椀物は真魚鰹と茄子、真魚鰹は少し炙ってあり旨味を閉じ込めた仕様、瀬戸内の夏の代表魚だけのことはあります。鱧のフリッターはふんわり仕上がっています、柔らかな味わいはいつもの鱧とは違いますね、粗塩で美味しく頂きました!
ここから創作系ですね、雲丹パスタの登場、クリームは最小限に抑え雲丹の上品な味わいを前面に持ってきています、これはもっと食べたい欲望に駆られました^^; じっくり時間を掛けて炙った千屋牛はカイノミ、牛のヒレの近くにある貴重な部位です。表面はしっかり焼かれていますが中はいい感じで赤身が残っています。解れるような食感はこの部位ならでは、粒マスタードでシンプルに頂きました。
〆は先程の千屋牛を使ったカレーライス、日式カレー最上級のビーフカレー、素材と大将の腕が揃わないと出ない極上味わいですね! 懐石系をカレーで〆たのは初めてです^^
この日頂いた飲料は芋水割り4杯・ハイボール・ウィスキー水割り、喉が乾いていたので量が飲めました^^
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